PR

パニック障害・神経症とは
パニック障害・神経症とは、強い不安や恐怖感、強迫観念を抱く精神疾患の総称です。
概要
古典的には心因性に生じる心身の機能障害を指していましたが、現在では器質的な異常を伴わずに、強い不安、恐怖感、強迫観念をいだく状態を指すことが多いです。なお神経症は、非精神病性精神障害のひとつです。
特徴
神経症の一般的特徴は以下のとおりです。
- 客観的な異常がない
- 普段の現実検討能力は正常
- 症状の程度にくらべ、日常生活への支障が大きい
- 患者が訴える内容や態度は豊かで、話は流暢
- 性格傾向は、内向的、配慮的、思慮的、完璧主義で、また依存傾向がみられることがある
症状・分類
神経症では、ある特定状況でのみ不安、恐怖、パニック症状などが一過性にあらわれることもあります。神経症はその症状から以下のように分類されます。
- パニック障害(不安神経症)
なんら誘因なく動悸、息苦しさ、過呼吸、めまいなどの自律神経症状をともなう強い不安が突然生じるもの。
- 強迫性障害(強迫神経症)
「何度も戸締まりを確認する」、「トイレの後、何回も丁寧すぎるほど手を洗う」などの強迫観念や強迫行為を主症状とするもの。
- 心臓神経症
器質的心疾患がないのに、心臓に関係した種々の症状をしめし、自分は心臓病のために死ぬのではないかという不安と恐怖を頻繁に感じ悩むもの。
原因
神経症の原因は完全には解明されていませんが、以下の要因が関与していると考えられています。
- 遺伝的要因
- 環境的要因(ストレス、トラウマなど)
- 性格的要因(内向的、完璧主義など)
治療法
神経症の治療には、薬物療法と精神療法が併用されることが多いです。
- 薬物療法
抗不安薬や抗うつ薬などの薬物を用い、症状を抑制します。
- 精神療法
認知行動療法や精神分析療法などを用い、不安や恐怖を感じるメカニズムを理解し、対処法を身につけていきます。
まとめ
パニック障害・神経症は、強い不安や恐怖感、強迫観念が出ることがあります。早期に治療を受けることで、症状を改善し、日常生活を送れるようにすることができます。